スポーツビジョンとは

運動に欠かせないスポーツビジョンとは?

結果を残すために必要なスポーツビジョン

オリンピック

 

スポーツで結果を出すには単純な筋力・技術だけではなく、他を圧倒する動体視力が欠かせません。

 

ここではこちらのページで挙げた8つの視機能をより細かく見ていきます。

 

静止視力

 

自分も目標も静止した状態でモノを見る能力で、世間で”視力”と呼ばれているものがこの静止視力です。

 

例えば車の運転には両目で0.7以上の視力が必要なように、安全・性格に動作を行う全てのスポーツに必要不可欠な能力です。

 

ほとんどのスポーツに視力の基準はありませんが、中にはボクシングや競艇のように一定以上の裸眼視力が条件になる競技もあります。

 

 

KVA動体視力

 

遠くから近くに直線的に近づいてくるものを見極める能力がコレです。

 

代表的なのが野球のバッティングで、自分に向かって一直線に飛んでくるボールを打つとき、この視機能が働いています。

 

その他、テニスや野球、バドミントンなど目標が小さくて速いスポーツほどKVA動体視力は重要になってきます。

 

また、スキーなどの自分自身が目標に向かっていくものでもこの力が活きる場面は多くあります。

 

 

DVA動体視力

 

目前の一定距離の空間を横へ移動する目標を目の動きだけでタイミングよく見極める能力がDVA動体視力です。

 

KVA動体視力と同じく目標が小さければ小さいほど、この能力の重要性も増していきます。

 

例えばテニスなどのボールが縦横無尽に動くスポーツではKVA動体視力と並んで無くてはならない存在です。

 

また、意外と思われるかもしれませんが、野球のバッティングの場面でもボールが自分に近づいていくにつれDVA動体視力が使われるようになります。

 

 

コントラスト感度

 

これはその名の通り、目標の背景の明るさの微妙な違いを識別する能力です。

 

例えば白い東京ドームの屋根に上がったフライを捕るときやピッチャーの白いユニフォームと重なる白いボールを見極めて打つときにに働きます。

 

暗くなるほどに明暗の差は小さくなり見極めが難しくなるので被が落ちてからの練習には注意が必要です。

 

 

眼球運動

 

これは視線を素早く動かして複数の目標を次々に見極める能力のことです。

 

この眼球運動が最も顕著に表れるのはボクシングのような相手のパンチを素早くかわす必要があるスポーツです。

 

また、日本ではあまり馴染みがありませんがアメフトのクォーターバック、サッカーのミッドフィルダーなども概ねこの能力が高い人がついています。

 

これらはチームの司令塔となる役割なだけに、絶えず視線を動かして周囲を状況を確認しているので、眼球運動も優れていなければならない、というわけですね。

 

 

深視力

 

ちょっと聞きなれない深視力という言葉。これは複数の目標の相対的な位置関係を認識する立体視能力のことです。

 

具体例を挙げると、サッカーはこの深視力が重要です。

 

なぜなら広いピッチ上では敵味方が重なり合って見えるためその微妙な位置関係を逐次把握しなければならないからです。

 

また、バッティングのような1対1の場面でもボールと自分の距離を測る際に使われていることが研究の結果明らかになっています。

 

 

瞬間視

 

これは読んで字の如く、目の前の情報を一瞬のうちにできるだけ多く正確に把握する力のことです。

 

例えば相手の打球を一秒前前後で打ち返す卓球では瞬間視で得た情報によって玉の開店やコースを瞬時に判断して相手を翻弄する必要があります。

 

また、サッカーやバスケなどの球技でも刻々と変化する敵と味方の位置関係を一瞬ごとに把握して的確に動くためにも非常に重要な能力とされています。

 

 

目と手の協応動作

 

最後に紹介するのが目と手の協応動作です。

 

これは目で据えた目標を素早く正確に手で反応する能力で、いわゆるモグラ叩きが上手い人はこの能力が高いといえます。

 

モグラ叩きなんてスポーツと関係ないのでは?とも思われるかもしれませんが、この目と手の協応動作が重要なスポーツがあります。

 

それがサッカーのゴールキーパーです。

 

幅約7メートルのゴールポストに向かって飛んでくるボールを止めるにはモグラ叩きと同じように目と手の協応動作が欠かせないわけです。

 

もちろん、手だけでなく足や足や体全体で反応する場合も同様にこの視機能は使われています。

 


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